照度測定

今日は旧園舎で、照度測定を行いました。

照度測定

 

照度の測定方法は、専用の照度計と呼ばれる測定器具を利用し光電効果を活用して明るさを測定します。

光電効果とは、対象となる物質が光を吸収した際に生じる電子の励起・放出や、光伝導・光起電力が現れる働きの事を指し、
照度計は電子回路で光電効果を読み取り照度や輝度を算出する仕組みとなっているのです。

 

照度基準は職場の環境や教育施設内の環境、そして生活環境などを踏まえて推奨値が決定されおり、
照度基準を考慮した上で、照明器具の選定もされるのです。

照度測定基準

 

《照度(ルクス)って何!?》

照度(ルクス)とは、光を受けている面の表面に届く「単位面積当たりの光の量」を示す測光の国際単位系に属する単位の一つ。

同様に明るさを示す国際単位系には、
光の量を示す 「光束(ルーメンlm) 」・ 光源から射す光の強さを示す「光度(カンデラcd)」 ・ 光源の明るさを示す「輝度cd/㎡」などの単位指標が存在しています。

例えば自分の部屋で本を読んでいた場合、照明器具の光の量はルーメン、照明器具から本に向けて発せられる光の強さがカンデラ、そして照明器具に照らされた本のページ面部分に当たる単位面積あたりの光の量が照度、本から目に届けられる輝きの強さが輝度という事になります。