まるで電球みたいな発光のしかたをするLED電球
LED照明が凄い勢いで進化をはじめましたね。
パナソニックの開発によって、見た目も発光範囲もまるで電球の様なLED電球ができたそうです。
LED照明:オレンジ色に輝くフィラメントをLEDで再現、クリアなLED電球 – スマートジャパン
今までの構造と違うので、光が届かなかった角度にまで発光されるので、結果的に光が部屋中にまわり柔らかくなると思われます。LED電球はレフ電球っぽい指向性をもっている印象が強いのですが、この開発によって一気にLED電球の弱点を一つ克服と言えそうです。
蛍光灯が現在の効率まで進化してきたよりもずっと早くLED照明は効率を上げて来るとみて間違いないでしょう。こういう改良は日本人のものづくりの根底にある部分だと思うので、まだまだ日本は世界のトップを走れる可能性を持っていると期待してしまいます。そういう意味でも嬉しいニュースですね。
自宅の照明器具をLED照明に交換しました
こんにちは、佐々木です。今日はオフ日です。
仕事の話じゃなくプライベートの話ですが、仕事で得た知識を使ってのことなのでアップさせていただきます。
以前、トイレの電球を白熱電球からLED電球に交換したのですが、ためしに昼光色タイプを使ってみた訳です。そうしたらトイレが寒々しくなり、光と影の陰影がキツくなった為に、清潔にしているんだか汚らしいんだかよく解らない見え方になってしまいました。(もちろんトイレは掃除してます。)そしてとどめは、夜中にトイレに起きた時、昼光色だと目がくらむ感じで目が覚めてしまう。
家内と私とで意見一致で、トイレに昼光色は却下という結論に至りました。結局洗面台のあるエリアに持って行ったところ鏡が良く見えてGOODです。昼光色タイプと白熱電球タイプは使い分けなくてはならないと理論上は理解していたものの(色温度が違う)、体感的にはやってみないとわからないものです。
さて、今日は先日注文しておいた3灯電球式照明器具が届いたので、早速LED電球を組み合わせて、既存の環形蛍光灯から、シンプルな3灯電球式に交換しました。天井に付いているソケットにねじりながらはめ込むだけなので、足場さえちゃんとしていれば個人でも出来ます。足場はしっかりした状態で作業しましょう。仕事でもこれは基本です。
照明器具はPKD-0201というMARUMITSUの直付3灯用器具です。実に簡素なパッケージでなんだか割高な買い物をした気分にさせてくれますが(苦笑)、実は現物を知る前に、イメージ的にこういうものが欲しいと思って探して見つけたので満足です。本来は白熱電球用の照明器具なので、300Wまで使用できます。LED電球ならかなり明るい目のものでも10W以下だと思いますので余裕ですね。
LED電球はPanasonic LDA6N-Hを2灯と、LDA6L-Hを1灯チョイスしました。少し暗い目ですが蛍光灯は夜使用するとどうも身体が目覚めてしまう(神経が落ち着かない)のではないかと感じたので、あえて少し暗めでかつ電球色を1灯自分の方に向けることにしました。
環境の明るさはlx(ルクス)という数値で現されますが、電球の全光束はlm(ルーメン)という数値で表されるのでLED電球のパッケージにはlm表記されています。何ワットタイプという表示はもはやあまりあてにならないので、全光束(ルーメン)の数値を考慮した方が間違いありません(これは仕事でLED電球の選定に携わってで学習しました)。
今回私が購入したLED電球、昼白色タイプが485lm、電球色タイプが325lm。消費電力はそれぞれ6.0Wですから3灯ともしても18.0Wと省電力です(消費電力が少ないので発熱も少ない)。
いかにも和室用タイプの照明器具を使用していたのですが、傘が無くなったので頭上がスッキリして広くもない部屋が少し広くなった気がします。ちなみに重量は、PKD-0201が247グラム、LED電球3灯セットした状態でも405グラムと非常に軽量です。
このPKD-0201は、紐を引っ張ると3灯->1灯->消灯とスイッチが切り替わるので、1灯の時に使われるソケットに電球色のLED電球をセットしています。つまり1灯だけで薄暗く落ち着く電球色にし、寝る前にジワジワと脳を睡眠モードに持って行こうという狙いです。まだ初日なので詳しいことは記せませんが、追々レビューしたいと思います。
ちなみに、今の仕事に携わってなかったら、多分まだLED電球は自宅では使ってないと思います。
かかった費用は、PKD-0201が3,990円、LED電球が一つ1,000円を3個なので、ざっくりと7,000円です。これをやってみようと思ったのは、弊社の社長(川本)が、電球色と光源を下げると落ち着く雰囲気になると指導してくれたからです。